一般内科
治療の特徴
一般内科では、風邪症状や腹痛といった急性の症状から、健康診断等で判明した症状の治療を行なっていきます。
体調不良や検査値に気になることがありましたら気軽にご相談ください。
このような症状がある方は
お気軽にご相談ください
- 咳や喉の痛み
- 発熱
- 頭痛
- 腹痛
- めまい
- 呼吸困難
- 関節痛
内科の診療
風邪・インフルエンザ・コロナ
発熱、咳、痰などの風邪症状がある際には、一般的な風邪を始めとしてインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症を疑います。
一般的な風邪では3~4日が症状のピークになりますが、新型コロナウイルスでは1週間程度症状が長引くことが一般的です。
発熱の他にも、だるさや嘔吐、下痢などの症状がある方もいらっしゃいます。
筋肉痛や関節痛、38度以上の発熱などの症状がある場合はインフルエンザが疑われるため、早期に受診して頂く必要があります。
風邪なのか、その他の感染症なのかを見分けるのは、難しいものです。
当院ではインフルエンザとコロナの抗原検査を常備していますので迅速に診断する事が可能です。
また通常の風邪症状でも肺炎の初期症状の場合もある為早めの受診が求められます。
特にご高齢の方は重度の肺炎でも症状が軽微な場合が多く、症状が出現した時は重篤な状況に陥っている場合も珍しくありません。
膀胱炎
膀胱炎を発症すると、頻尿になったり排尿時に痛みが伴ったりすることが特徴です。
膀胱炎は、直腸常在菌による尿路への感染が主な原因で、解剖学的な理由により男性より女性に好発します。
出血性膀胱炎を発症している際には、残尿感や血尿などの症状がみられることもあります。
膀胱炎は、主に抗生物質を服用して治療を行います。
膀胱炎は自然に治ることもありますが、再発を繰り返しやすい病気です。治療を終えた後にも、漢方の服用を継続する必要がある患者様もいらっしゃいます。
膀胱炎を発症した場合には、水分を多めに摂るように心がけ、尿意を我慢しないようにしましょう。
膀胱炎が悪化すると、腎盂腎炎を発症し38度以上熱発するケースもあります。
そのため、病状が悪化しないうちにクリニックを受診して頂く必要があります。
生活習慣病
生活習慣病とは、名前の通り食事や運動などの生活習慣が原因となり発症する疾患を指します。
生活習慣病を放置すると全身の動脈硬化が進み脳卒中、心臓病といった重篤な動脈硬化が原因となる疾患を発症します。
また生活習慣病は多くのガンの危険因子でもあります(肺がん、大腸がん、胃がん、肝臓がん、膵臓がん、食道がん)。
生活習慣病の多くは自覚症状がないまま病状が進行してしまうため、定期健診などで体調の変化を確認することが重要です。
生活習慣病を発症するのは60代が最も多く、肥満や過度の飲酒、喫煙などが習慣化している人が発症しやすい傾向がありますが、近年では40代の若年者にも多く認められます。
生活習慣病を放置すると突然死を招くリスクがあるため、生活習慣病が発症しないよう予防する意識を持って頂くことが大切です。
高血圧
高血圧は、日本の成人にとって非常に身近な病気であり、国民の約3人に1人が罹患しているとされています。初期段階では自覚症状がほとんどないため、気付かずに放置されるケースが少なくありません。
しかし、高血圧を放置すると、脳、心臓、腎臓、目、さらには全身の血管にさまざまな障害を引き起こす可能性があります。
特に、脳卒中や心筋梗塞といった心血管疾患のリスクが高まり、これらに伴う死亡率も増加するといわれています。
そのため、軽視することは非常に危険な病気です。
脂質異常症
脂質異常症は、運動不足な方や高カロリーな食品を好んで摂取する方が発症しやすいことが特徴です。
脂質異常症を発症すると、血液中の脂質の値が正常値から外れた状態となります。
脂質異常症になると動脈硬化を促進させる要因となるため、バランスのとれた食生活を送るよう指導することが一般的です。
脂質異常症を放置すると、冠動脈疾患や脳卒中、心臓発作などのリスクを高めるため注意が必要です。
コレステロール値は血液1dlあたり200mg未満が望ましいとされているため、健康診断の際には数値をチェックするようにしましょう。
糖尿病
糖尿病とは、血糖値を下げるインスリンの作用が低下することで高血糖が持続している状態を指します。
インスリンは血中の糖分を細胞内に取り込む作用を持つホルモンです。
したがって糖尿病が重症になると細胞は栄養不足となり急激な体重減少が起こります。
また細胞が栄養不足であるため非常に免疫力が低下し、通常では軽微な感染でも容易に重篤となります。
糖尿病は進行すると動脈硬化を進行させるだけでなく、全身の毛細血管も障害するため、網膜症や腎症、神経障害などの重篤な症状が現れます。
神経障害を発症すれば、足の先が壊疽し、状態によっては足の切断を余儀なくされるほど重症化することもあります。
また網膜症を発症すれば視力の低下や最悪失目に至ります。
糖尿病腎症が進行すると人工透析が必要となります。
現在日本で最も多い人工透析の原因は糖尿病性腎症です。
糖尿病が原因で人工透析となると一般的にはその後の平均寿命は10年と言われています。
糖尿病による血管障害は一度進行すると改善することはできません。そのため早期に発見、治療が非常に重要です。